私はトレーラーに乗って約28年になります。
毎日運転していると、「危なかった…」とヒヤッとする場面に出会うことがあります。
もちろん、私自身も完璧な運転ができているわけではありません。
「だろう運転」をしているから起きる部分もあると承知しています。
それでも、大型トラックだからこそ怖いと感じる運転は確かにあります。
この記事では、私が実際に感じている「ヒヤッとする運転」と、「こうしてもらえると助かる」というポイントをまとめました。一般ドライバーの方にも知っていただけたら嬉しいです。

ウインカーは早めに出そう
街を走っていてヒヤッとするのがこれです。
ウインカーを出した瞬間にブレーキを踏み、そのまま右左折する車をよく見かけます。
大型トラックは乗用車のようにすぐ止まれません。「まだ真っすぐ走る」と思っていた車が突然減速すると、本当に焦ります。
恥ずかしがらず、早めにウインカーを出して後ろの車に知らせてあげてください。
それだけで後続車は安心して減速でき、追突されるリスクも減ります。
車線の真ん中を意識して走ろう
大型トラックは車線いっぱいを使って走っています。
そのため、乗用車が白線やセンターライン寄りを走っていたり、少しはみ出してきたりすると、とても圧迫感があります。特にカーブではよく見かけます。
乗用車は無理に端へ寄る必要はありません。
自分が走る車線の中央を意識して走るだけで、大型車はかなり安心できます。
無理な進路変更はしない
強引に車線変更してきたと思ったら、そのまま右左折――これは本当に危険です。
大型トラックは急には止まれません。割り込まれた直後に減速されると、「ここで曲がるの!?」と思って強くブレーキを踏むこともあります。
「強引な運転になってしまう」と思ったら無理をせず、先でUターンした方が安全です。
後続車への急ブレーキも、大きな負担になるので避けてほしいです。

理由のないブレーキは危険
何もない場所で突然ブレーキを踏む車を見かけることがあります。
信号の見間違いや道を間違えたのかもしれません。でも後ろを走る大型車からすると、本当に怖い瞬間です。
流れに乗って走っている中で急減速されると、追突の危険が一気に高まります。
事前の下調べや、迷った時こそ落ち着いて周りを確認しながら運転することが、事故のリスクを減らしてくれます。
左折時は止まる位置も意識しよう
安全のため右左折時に一時停止すること自体は、まったく問題ありません。
ただ、もっと前へ進める場面で早めに止まってしまうと、後ろの車が通れず流れが止まってしまうことがあります。
「いくだろう」という思い込みで後続車が詰めていると、追突につながることもあります。
周りを見ながら、安全に前へ進める場面ではその位置まで進んでから確認する。
それだけでも後続車はかなり走りやすくなります。
右左折は決められたラインを通ろう

交差点では、右左折する時の走行ラインがあります。
大型トレーラーは内輪差の関係で、一時的に車線をまたぐことがあります。
ただ、乗用車まで本来のラインから大きく膨らんでしまうと、お互いの距離が近くなり危険です。
特に複数の右折・左折レーンがある交差点では、自分のレーンを最後まで意識して走ることが大切です。
合流ではしっかり加速しよう
高速道路の合流車線は「加速レーン」です。
本線よりかなり遅い速度で合流されると、大型トラックは減速も車線変更も簡単にはできません。
本線で無理に減速すると追突されるリスクが増すため、できる範囲でしっかり加速して合流してもらえると、お互い安全に走ることができます。

真横で車線変更しない
大型トラックには死角があります。
真横に並んだ状態でウインカーを出されても、見えないことがあります。すると、突然こちらへ寄ってきたように感じてしまいます。
車線変更は「横に車がいない」「入れるスペースがある」ことを確認してから、流れに合わせて行うと、お互い安心して走れます。
まとめ

今回ご紹介した内容は、「一般ドライバーが悪い」と言いたいわけではありません。
私自身も毎日「だろう運転」に反省しながらハンドルを握っています。
それでも28年間トレーラーに乗ってきて、「これは本当に危ない」と感じる場面を8つまとめてみました。
- ウインカーは早めに出す
- 車線の真ん中を意識して走る
- 無理な進路変更はしない
- 理由のない急ブレーキをしない
- 左折時は止まる位置を意識する
- 右左折は決められたラインを通る
- 合流ではしっかり加速する
- 真横での車線変更をしない
大型車にも乗用車にも、それぞれ見え方や苦手なことがあります。
お互いの特徴を少し知るだけで、防げる事故はたくさんあります。
これからも、お互いが気持ちよく安全に走れる道路であってほしいですね。


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