長距離運転でやってよかった小さな工夫10選

長距離運転で役立つ事、アイテムをアイコン風に10個表示したイラスト。 トラック快適グッズ

長距離運転は、時間との戦いだけではなく、体力や集中力との勝負でもあります。
何時間も座りっぱなし、同じ景色が続く高速道路…
気づけば疲れや眠気が一気に押し寄せてくることも。

そんな過酷な環境の中でも、ちょっとした工夫で快適さや安全性は大きく変わります。
25年運転してきて「これやっておいて良かった😊」という小さな工夫を10個ご紹介します。

あなたの運転が、もっと快適で安全になりますように—。

1、水筒に温かい飲み物を入れる

男性トラック運転手が温かい飲み物を飲んで「ほっと一息」と言っているイラスト

長距離運転では、温かい飲み物をチビチビと飲むのが大事。
朝はドリップコーヒー、昼は白湯や麦茶を水筒に入れて持っていきます。

特に冬は白湯や温かい麦茶が、体内を内側から温めてくれて眠気防止にも◎
私は、お腹が弱いので夏でも温かい飲み物をチビチビと飲んでいます。

一口飲むたびにホッとできる時間があると、気持ちも切り替わります。

2、あたりめやナッツをすぐ取れる位置におく

男性トラック運転手が、おやつ専用カゴに入ったあたりめとナッツをつまんでるイラスト

眠気防止には「噛む」が効果的。
私の場合は、あたりめやミックスナッツをお菓子専用のカゴに入れて、
手を伸ばせばすぐ取れる場所に固定しています。

トラック内で固定せずに置いておくと、カーブやブレーキのたび動いてしまい、
食べようとした時に「どこだ??」と探すことに。

これでは前方から目を離すことになり危険です。

眠いときに眠気覚ましのあたりめやナッツが食べられないのはツラいもの。
そうならないためにも、すぐに取れる位置にしっかり固定しておくことをおすすめします。

3、ヤードムを鼻にスッと差し込む

「ヤードム」を嗅ぎスーッとしている男性トラック運転手のイラスト

タイの嗅ぎ薬「ヤードム」は、眠気対策の強い味方。
眠くなりそうな時や集中力が切れた時に、鼻にスッと差し込むだけでスーッとリフレッシュできます。
匂いは好みが分かれますが、僕はこれで何度も眠気を乗り切ってきました。

4、座面に低反発クッションを敷く

低反発・ジェル・ドーナツ・ウレタンなどのクッションのイラスト

長時間座りっぱなしだと、腰やお尻が痛くなります。

最近の高機能シートやお尻の運動で多少痛みは軽減できますが、
無いよりは、あった方がいいのがクッション。

低反発クッションを座席に敷くと、体重の分散ができて疲れが軽減されます。
腰痛持ちの人や、長距離運転でお尻がしびれやすい人には特におすすめです。

5、運転中に足首やつま先を動かす

男性ドライバーが足首の運動をしているイラスト

信号待ちや高速道路の巡航中など、意識して足首やつま先を動かしています。
これだけで血流が良くなり、むくみや疲れが減ります。

献血の際にも「レッグクロス運動」という足首を伸ばす運動が推奨されています。
これは血流を良くし、めまい防止やむくみ軽減に効果があるとされています。

長時間同じ姿勢でいるとエコノミー症候群のリスクもあるため、運転中もこまめに簡単な動きを取り入れることが大切です。

6、ガラコを塗っておく

男性のトラック運転手が「ガラコ」をフロントガラスに塗っているイラスト

雨の日の運転は視界が悪くなり、疲労も増します。
近頃の豪雨は尋常じゃなくワイパーでは追いつきません。

そこでフロントガラスに「ガラコ」を塗っておくことをおすすめします!

雨粒がコロコロでスーッと流れていきますし、雨粒がベチョっとしないので視界が全然違います!

高速道路では特に効果があり、激しい雨でも見通しが良く、
場合によってはワイパーをほとんど使わなくても運転できます。

雨粒がサーーっとフロントガラスを流れていく様は気持ちが良いものです😄

7、SA・PAを事前に把握

男性トラック運転手が地図とナビ・スマホアプリでPAの場所を調べているイラスト

長距離運転では、休憩ポイントの情報を知っておくことが安心につながります。
初めて走る高速道路では、できるだけ全てのSA・PAに立ち寄り、
停めやすさやトイレの場所などをチェックしておくと休憩計画が立てやすくなります。

また、PA間の距離を把握しておくと、休憩タイミングや所要時間の目安が立てやすく、
いざという時にも役立ちます。

特にトレーラーや大型車の場合は、駐車のしやすさが重要なポイントです。

8、Bluetooth接続を活用

トラック運転手がBluetooth接続で音楽を笑顔で楽しそうに聴いているイラスト

今やハンズフリー通話は当たり前ですが、Bluetooth接続を使えば配線がなくスッキリ。
音楽やラジオもスマホから直接飛ばせるので、ケーブルの絡まりや差し替えの手間がなく快適です。

ひと昔前はFMトランスミッターも便利でしたが、Bluetooth接続は快適さが段違い。
オーディオをBluetooth対応のものにする必要はありますが、
運転中の安全面・快適性を考えればその価値は十分あります。

9、拡大鏡(ミラー)を取り付ける

トラックに付けている拡大鏡(ミラー)のイラスト

高速道路では後方確認が大切。
拡大鏡をつけると後ろの車の動きや距離感がつかみやすくなります。

遠くから、ものすごいスピードで走ってくる車もいるので
このミラーがあるだけで発見でき事故防止につながります。

特にトレーラーや大型車は動きが遅いため、
後方の距離感・速度感がつかみやすい拡大鏡は
標準装備にして欲しいぐらい必須のアイテムです。

10、非常食&飲み物を常備

男性トラック運転手が非常食を揃え安心した表情をしている手は👍

長距離運転では、故障や事故、災害などで長時間足止めされる可能性もあります。
そんな時のために、車内に非常食や飲み物を常備しておくと安心です。

僕はペットボトルの水や麦茶、プロテインバー、ゼリー飲料など日持ちするものを常備。
さらに長距離運行の際は、おにぎりやパンを1~2個多めに持っていくようにしています。
「もしも」の備えがあるだけで、精神的にも余裕を持って運転できます。

まとめ

長距離運転は、ちょっとした工夫で快適さも安全性も大きく変わります。

今回ご紹介した10個の工夫は、どれも僕が実際に取り入れて良かったと思ったものばかり。
特別な道具や大きな準備は必要ありません、どれも毎日の運転をラクにしてくれる力があります。

  • 疲れや眠気を減らす
  • 運転の安全性を高める
  • 精神的な安心感を持てる

こうした小さなことが、長距離運転だけではなく日々の運転を続ける上での大きな支えになります。

今日から1つでもいいので試してみてください。
きっといつか、「やっておいて良かった!」と感じられるはずです。

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