トラック運転手が教える!煽られないコツ

落ち着いた表情で運転するトラック運転手と、その後ろに苛立った車を描いたイラスト。 安全運転

大型トラックを運転していると🚛
どうしても避けられないのが「煽り運転」

もちろん自分は安全第一で走っているつもりでも、
ちょっとしたきっかけで後ろから
「プレッシャー」をかけられることがあります😱

そんな状況でも、工夫次第で
「煽られにくくなる」ことは可能です。

この記事では、トラック運転手として
日々感じているリアルな経験から、
煽られにくくするためのコツをまとめました😊

相手にブレーキを踏ませない

まず煽られないようにするには、相手をイラつかせない事。

車線変更など相手の車の前に入るときに大事なのは
「相手にブレーキを踏ませない」ことです🚗💨

後ろから来る車との距離や速度をよく確認し、
余裕を持ってブレーキを踏ませない距離で無理なく入る。

それだけで、後続車のイライラを減らせます。

もし強引に割り込んで相手にブレーキを踏ませると…

「危ない」「邪魔だ」と思わせてしまい、
結果的に煽られる原因になってしまいます。

車間距離は空けすぎず、詰めすぎず

安全運転といえば「車間距離を空ける」こと。
もちろん大事ですが…

実は空けすぎてもトラブルのもとになります。

前の車との間が広すぎると、次々に割り込まれてしまいます。

自分は気にしなくても、後ろのドライバーからすると
「また割り込まれた!」とイライラが募り、
結果的に自分が煽られることもあるんです。

逆に、詰めすぎれば今度はこちらが危険。

だからこそ「空けすぎず、詰めすぎず」
周りの流れに合わせたちょうどいい距離感を保つのがコツです。

0102運動」などが効果的です😊

右車線は遅い車の場所じゃない

高速道路や幹線道路でよく見かけるのが、
右車線をゆっくり走り続ける車🚙

でも右車線は本来「追い越し車線」であって、
スピードを出す車が多い場所です。

そこをマイペースで走っていると、
後続車からすれば「邪魔だ」と感じやすく、
煽られる原因になります。

特に急いでいる車や焦っている車にとっては、
ストレスが大きいポイントです😫

「基本は左車線、右車線は追い越すときだけ」
――このシンプルなルールを守るだけで、
煽られる確率はぐっと減ります。

どうしても割り込むときは礼儀正しく

道を間違えたり💦事故や工事で🚧
進路変更を余儀なくされることもあります。

そんな時、どうしても
「割り込み」しなければならない場面はありますよね。

ただ、問題になるのは…

「強引に無理やり割り込む」
「ありがとう・ごめんなさいの合図がない」
このようなケース。

これでは後ろの車をイラつかせ、
煽られる原因になります。

どうしても割り込むときは、
できるだけスムーズに流れに合わせること。

そして「ごめんなさい🙏」の気持ちを持って入るだけで、
周囲の反応は大きく違います。

合流は最後まで加速レーンを使う(ファスナー合流)

ファスナー合流のイラスト。

渋滞中の合流ポイントでよく見かけるのが、
手前から無理に合流してしまう車。

割り込んだ本人は「入れたぁ😮‍💨」
と安心するかもしれません。

でも入られた側からすると話は別です。

「君が手前で入ったから、その先で別の車が入ってきて、
結局2台3台と入られたじゃないか!
本来は1台ずつ交互のはずでしょ!?」

――そんな不満が積もってしまうんです。

本来の合流は「ファスナー合流」と呼ばれ、
チャックのように1台ずつ入るのが基本👌

加速レーンを最後まで使って合流するのが正しいやり方です。

これを守るだけで、余計なイライラやトラブルを防ぎ、
煽られにくい運転につながります。

安定しない速度は要注意

制限速度前後でフラフラと速度が安定しない車、
意外と多いですよね。

トラックにとって、これは大きなストレスになります。

大型車は速度リミッターがついていて、
同じような速度だと抜かすにも長い距離が必要になります。

前の車が一定の速度で走ってくれればまだしも、
遅くなったり速くなったり… 
抜かそうと車線変更をした途端にスピードを上げる車…

これだと抜くに抜けず、後ろの流れも悪くなります。

その結果、イライラが積もって「煽り」に発展することも。

だからこそ「一定の速度を保つこと」
これが煽られにくい運転の基本なんです。

まとめ

煽られるのは決して気持ちのいいものではありません😫

ただ、日々トラックを運転していると
「なぜ煽られるか」がわかります。

  • 車線変更で相手にブレーキを踏ませない
  • 車間距離は空けすぎず、詰めすぎず
  • 右車線は遅い車の場所じゃない
  • 割り込むときは礼儀正しく
  • 合流はファスナー合流で
  • 速度は一定を保つ

こうしたちょっとした意識の積み重ねで、
煽られにくい運転は十分にできます。

もちろん相手の気分次第で避けられないこともありますが、

まずは自分ができる工夫をして「安全第一」で走ることが大切です。
それが結果的に、事故を減らし、自分や仲間を守ることにつながります😊

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