エンジンがかからない前に知っておきたい。トラックのバッテリー容量の話

トラックのバッテリー容量が分からず悩むドライバーのイラスト トラック運転手の仕事術

「トラックのバッテリー容量って気にしたことありますか?」
私は正直、今まで気にしたことがありませんでした。

トラック用のバッテリーが付いていれば大丈夫だろう、
そのくらいにしか思っていませんでした。

しかし先日、同僚のトレーラーが突然のバッテリー上がり。
急きょディーラーに見てもらったところ、こんなことを言われたそうです。

「145だとちょっと小さいですね。160の方がいいですよ。」

その話を聞いて、初めて自分のトラックのバッテリー容量を調べてみました。

今回は、私の体験も含めて「トラックのバッテリー容量の話」を書いてみようと思います。
エンジンがかからなくなる前に、少しでも参考になれば嬉しいです。

バッテリーの容量…

私は今まで、トラックのバッテリー容量を気にしたことがありませんでした。
気にしていなかったというより、正直に言うと「知りませんでした…」

トラックのバッテリーは自分で交換するものでもないので、
整備やディーラーに任せていました。

気にしていたのは、バッテリーのメーカーと液くらいです。

あまり聞いたことのないメーカーだと「早くダメになる」と聞いたことがあったので、
そこだけは少し気にしていましたが、容量までは全く見ていませんでした。

恥ずかしながら、大型運転手歴26年になりますが、

今回のことで初めてバッテリー容量あることを知りました😅

同じように「バッテリーは整備任せでよく分からない」という方も多いのではないでしょうか?

トレーラーが突然のバッテリー上がり

トラックのエンジンがかからず困って電話するドライバーのイラスト

先日、同僚のトレーラーがいきなりバッテリー上がりになりました。

それまで特に前触れもなく、セルが弱い感じもなかったそうです。
本当に「さっきまで普通に動いていたのに、突然エンジンがかからない」
という状態だったそうで、本人も「故障したのかと思った」と言っていました。

しかも、ブースターケーブルは積んでいない。周りに応援車両もいない。
仮に車が来ても横付けできない場所です。

そこで近くのディーラーに連絡して状況を説明したところ、
まず聞かれたのが「バッテリーの容量はどれくらいですか?」ということだったそうです。

同僚のトレーラーは145Ah(純正)でしたが、ディーラーからは

「145Ahだと少し小さいですね。160Ahにした方がいいですよ」と言われたそうです。

私はこの話を聞いた時、正直「バッテリーの容量ってそんなに大事なの?」と思いました。
そして初めて、自分のトラックのバッテリー容量を調べてみることにしました。

トラックのバッテリー容量を調べてみた

トラックのバッテリー容量130Ahを見て驚くドライバーのイラスト

自分のトラックのバッテリー容量を調べてみた結果はなんと130Ah。
まさかの、純正(標準)よりも小さい容量のバッテリーが付いていました。

実は私のトラック(トレーラー)も、1年ほど前に一度バッテリーが上がって交換しています。
その時も、前触れはほとんどなく、突然エンジンがかからなくなりました。

しかしその時は、「バッテリーが弱っていたんだな」くらいにしか思っておらず、
交換する時も容量のことはまったく気にしていませんでした。
恥ずかしながら、容量というものをよく分かっていませんでした。

同僚の話と自分のバッテリー容量を知って、少し焦っています。

今はまだ元気にエンジンはかかっていますが、
また突然バッテリーが上がる可能性もあるんだと…
早く容量を上げたバッテリーに交換したいです。

同じように「容量なんて気にしたことがない」という方、
特に私と同じUD(クオン)のトレーラーヘッドに乗っている方は
一度自分のトラックのバッテリー容量を確認してみてもいいかもしれません。

バッテリーの容量って何?

トラックのバッテリー130Ahと160Ahの容量比較イラスト

ここで少しだけ「容量Ah(アンペアアワー)」について書いておきます。

Ahというのは、簡単に言うと「バッテリーの体力」みたいなものだそうです。
数字が大きいほど、たくさん電気をためることができて、
長く電気を使えるということになります。

例えば、
・130Ah → 体力が少なめ
・145Ah → 標準くらい
・160Ah → 体力が多い

というイメージです。

体力が多いバッテリーだと、
・冬でもエンジンがかかりやすい
・エンジンを切って電気を使ってもバッテリーが上がりにくい
・ライトや電装品をたくさん使っても余裕がある

逆に、容量が小さいと、
・冬に弱い
・待機中に電気を使うとバッテリーが上がりやすい
・古くなってくると突然エンジンがかからないこともある

もちろん、容量が大きいバッテリーは値段も高くなりますし、重さも重くなります。
なので大きければ大きいほどいい、というわけでもないですが、
少なくとも「小さすぎる」のはあまり良くないみたいです。

私も今回のことで初めて知りましたが、
バッテリーは「トラック用なら何でも同じ」ではなく、
使用環境・電装品の多さなどで容量を変える必要があるようです。

バッテリーのもう一つの数字「F51」って何?

バッテリーには「130Ah」などの容量の表示のほかに、「F51」や「G51」といった表示があります。

これは容量ではなく、バッテリーの大きさや形、端子の位置などのサイズを表す記号だそうです。

例えば「130F51」と書いてある場合は、
・130 → 容量(どれだけ電気をためられるか)
・F51 → バッテリーのサイズ
という意味になります。

トラックの場合、同じF51サイズの中でも、
115Ah、130Ah、145Ah、160Ahというように、容量だけ違うバッテリーがあります。
つまり、サイズが同じなら、容量を大きくすることもできるということです。

バッテリーを交換する時は、「Ah(容量)」だけでなく、
「F51などのサイズ」もチェックする必要があります。

容量が大きい方がいい人・小さくてもいい人

トラック車内で電気ポットやスマホ充電をして電力を使っているイラスト

バッテリー容量は大きい方がいいのか、それとも標準サイズでいいのか。

私も気になったので少し調べてみました。

容量が大きい方がいい人

・寒い地域で働いている人
・エンジンを切って待機する時間が長い人
・車中泊をする人
・電気ポットやインバーターなどを使う人
・冷凍車など電装品が多い車
・あまり距離を走らない人(バッテリーが充電されにくい)

こういう使い方をしている人は、容量が大きいバッテリーの方が安心みたいです。

容量が小さくても大丈夫な人

・毎日長距離を走る人(走行中に充電される)
・エンジンを切って電気をあまり使わない人
・電装品が少ないトラック
・比較的新しいトラック

こういう場合は、標準サイズのバッテリーでも問題ないことが多いそうです。

迷ったら「純正・推奨サイズ」が安心

今回のことで、バッテリーは「とりあえず付けばいい」というものではないんだな、ということです。

トラックにはそれぞれ「標準のバッテリー容量」や「推奨容量」があるそうです。

やはり一番安心なのは、その車に合った純正サイズや、
ディーラーがすすめる容量のバッテリーを使うことだと思います。

容量が小さいと、冬にエンジンがかかりにくくなったり、
エンジンを切って電気を使った後にバッテリーが上がってしまったりすることもあります。

逆に容量が大きいと安心ですが、その分値段も高くなります。

どれが正解というよりは、「自分の使い方に合った容量を選ぶこと」と、
「迷ったらディーラーや整備の人に確認すること」が大事なんだと思いました。

私も次に交換する時は、ディーラーに言われた通り、
今よりも容量の大きいバッテリーにしようと思っています。


ちなみに、バッテリーが上がってしまい、ブースターケーブルでエンジンをかける方法は
以前、バッテリーの繋ぎ方について記事を書いているので、
よろしければこちらも参考にしてみてください👉トラックのバッテリーのつなぎ方

まとめ

今回は、トラックのバッテリー容量について、私の体験も含めて書いてみました。

正直に言うと、私は今まで(26年間)バッテリー容量なんて気にしたことがありませんでした。
トラック用のバッテリーが付いていれば大丈夫だと思っていました。

しかし、同僚のバッテリー上がりや、自分のトラックのバッテリー容量を知って、

「容量って大事なんだな」と初めて思いました。

・自分のトラックのバッテリー容量を知らない人
・バッテリー交換を整備やディーラーに任せている人
・エンジンがかかりにくいことがある人

こういう方は、一度自分のトラックのバッテリー容量を確認してみてもいいかもしれません。

エンジンがかからなくなってからだと大変なので、少しでも参考になれば嬉しいです。

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